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総合比較サイト

総合比較サイト

このページでは、数ある比較サイトの種類のうち、総合比較サイトの特徴やビジネスモデルについて紹介していきます。

総合比較サイトとは

その商材に特化させた比較サイトではなく、さまざまなカテゴリの商品を絞り込み検索をして比較できるサイトです。比較サイトのポータルサイトというところでしょうか。
認知度の高い総合比較サイトに、「価格.com」があります。

価格.comが有名

価格.comを運営している「株式会社カカクコム」の発表によると、2022年12月時点の月間総ページビュー(PV)は3億7,991PV、月間利用者数は4,808万人。うちスマートフォンからの閲覧者は3,478万人と、スマホからのアクセスを多く獲得しているサイトです。
実際、スマホアプリの開発やモバイルフレンドリーを進めており、スマホから検索しやすいサイトに日々進化しています。

パソコンや家電はもちろん、自動車やバイク、保険、クレジットカードなど、生活にかかわるあらゆるジャンルの製品・サービス価格やスペック、クチコミ、レビューなどが掲載されているのが特徴。
バナー広告やテキスト広告など、比較サイトを広告媒体とすることで広告収入を得ることに成功しています。また、ブロードバンド回線や自動車保険、金融などのサービス業務では、見積や資料請求などに応じた手数料収入を得ています。

株式会社カカクコムは、他にもレストラン検索・予約サイトの「食べログ」を運営しています。これは情報を掲載する飲食店から広告収入や手数料を得ており、比較サイトと同じようなビジネスモデルで認知度を高めています。

リスティング広告を出稿している

総合比較サイトの多くが「比較」というキーワードでリスティング広告を出しています。これは、ユーザーがクリックする可能性のあるサイトのほとんどが、上位表示されるサイトであるためです。
広告費をかけて上位表示すれば、比較したいと考えているユーザーに対してサイトを認知してもらい、クリックしてもらえる可能性が高まります。

総合比較サイトのメリット

総合比較サイトはあらゆるジャンルの商品が掲載されているため、ユーザーにとって利便性の高いサイトです。
また、一度ユーザーに認知してもらうと、そのユーザーが商品を比較したいと考える度に訪れてくれる可能性があります。掲載する企業側にとってもメリットがあると言えるでしょう。
ただし、ユーザーが比較したからといって、必ずしも購入してくれるとは限りません。
また、比較サイトの中にはユーザーが情報を閲覧したりページへリンクされたりしただけでも手数料が発生するタイプもあるので、掲載する側には慎重な判断も求められます。