商品やサービスに関する評判を知りたいとき、他の人の意見を参考にしたいと考えたことのある人は多いでしょう。口コミサイトは、そのようなユーザーのニーズに応えてくれるサイトです。ただし、「消費者が評価している」のが本当なのか、正しい評価がされているか、信頼性についてはサイトそれぞれ。
ここでは、口コミサイトについて、基礎知識や比較サイトとの違いを比べてみました。
口コミサイトとは
消費者が利用した商品・サービスや、飲食店や美容室に来店した人の感想、評価が記載されているサイトです。レビューサイトと呼ばれることもあります。
ポータルサイトや予約サイトなどのコンテンツの一部として口コミが書かれることも多いですが、口コミだけに特化したサイトは口コミサイトと呼ばれます。
口コミは、情報を受けとる側にとって「信頼性が高い」という印象を与えやすいメリットがあります。また、日本人は共感性が高く、人の評判を信頼しやすい気質を持っていることから、日本人に好まれやすい情報とも言えます。
比較サイトとの違い
比較サイトは、口コミではなく商品のスペックや価格、機能性などを比較しやすくするためのサイトです。以前は口コミの良し悪しが比較軸として記載されるケースもありましたが、偏った情報として捉えられやすく、優良誤認のおそれがあることから今ではあまり見られなくなりました。信頼性が高いと評価されている比較サイト運営メディアも、口コミやレビューを全面的に押し出しているところは少なくなってきています。
口コミサイトのメリット
商品・サービスを購入したことがない、利用したことがないユーザーにとって、口コミは商品・サービスを選ぶ際に役立ちます。また、同じ商品を利用したユーザーそれぞれがどんな感想を抱いたかを比較できるので、選ぶ際の参考にしやすいでしょう。
口コミサイトのデメリット
口コミサイトには「ニセの口コミ」や「悪意のある口コミ」など、他者を陥れるようなものが存在することもあります。他社に悪いイメージを与えようとニセの口コミや悪意のある口コミを投稿した場合、名誉棄損や営業妨害など、企業や店舗から訴えられる恐れもあります。
口コミサイトを参考にする際には、情報が偏っていないか、悪意のある情報や捏造の口コミのおそれがないかを見極めることが大切です。1つの口コミサイトの情報だけを安易に信用するのではなく、複数の口コミサイトやレビュー欄などを参考にして正しい情報を精査するようにしましょう。
